INTERCEPTOR Running Fight in Tis CM(2005/6/4)
インターセプター ランニングファイト イン Tis CM


レポート silverfoxさん

画像提供 お〜ちゃんさん

ランニングファイト in クラブマン  インサイドレポート 

 天気予報が直前までコロコロ変わり、当日の朝もびみょーな空模様。走行直前に雨がパラつく一幕もありましたが路面を濡らすまでに至らず、その後もなんとか持ちこたえてくれました。 
人間には肌寒く、しかしエンジンには絶好のコンディション。今回も好タイムが予感されます。 

 私がサーキットに到着したときにはtsuneさん以外の4人はすでに到着し、ぼちぼち準備を始めていました。まだ時間に余裕があったのでいまむーさんのリクエストにお応コタえし、即席でCMコース攻略のブリーフィング。その後、各車のホイールナットをトルクレンチでチェックしていた時に最初の事件は起こりました。 
 まずはいまむー号。僅かに緩みがある程度。ハヤシ号。ガチガチに締まっています。どうやらディーラーでインパクトレンチを使われたようです。たな号は専用アダプタを忘れたためパス(笑)。 
最後におーちゃん号。レンチをセットすると力を入れていないのにレンチが回ります。おいおい、1本ユルユルやんけ。しかし次のナットも・・・? なんとすべてのナットが指で回るほど緩んでいます。おおおおお、おーちゃん!? 

「あれー、(トルクの)設定間違ったかなぁ。(トルクレンチ)買ったばっかだから
よくわかんないんだよねー」 

と、お気楽にのたまいつつMyトルクレンチをとりだすおーちゃん。 

「あ゛・・・・」 

レンチを見た瞬間、私は事態を把握しました。トルクレンチは右ネジ・左ネジの両方に対応するため ラチェット機能がついているのですが、そう、おーちゃんは逆側にセットしていたのです! 
同好会は危うく
死人を出すところでした。 

 そんな騒ぎも収まった頃、同好会一のイケメン・tsuneさんが到着。場が一気に爽やかオーラに包まれます。 
既に受付は始まっていたため早速準備に入るtsuneさん。おもむろにリアブレーキローターを交換し始めます。 
どうやら寿命を迎えていたようで、左右共に盛大にクラックが。しかしここで第2の事件が。 
tsune号のリアブレーキはブラケットを介して大径ローターを装着していますが、今回用意した予備品は闇取引(?)で入手した純正品。そのためブラケットを外さなくてはなりませんが純正のキャリパーボルトを忘れるという痛恨のミス。当然、ボルトの長さが合わないのでそのまま流用はできません。 
tsuneさん、受付もせずにリタイアか!? 
 しかしさすがは強者。手持ちのナットやワッシャーを総動員してスペーサーにし、強引にキャリパーを取り付けます。そんな状態であっさり1分30秒を出しちゃうんだからやっぱりこの人タダモンじゃないよ・・・。 

 

そんなこんなでフリー走行開始です。トップバッターのクラス0にはいまむーさん・おーちゃん・ハヤシさんの3人が出走。いまむーさんは今回がCMデビュー戦ということで第1ヒートは慎重そのもの。第2・第3ヒートと進むに連れ少しずつ、しかし確実にタイムを刻んでいき、初陣ながら1分40秒を記録。シーズン後半が楽しみです。

おーちゃんは第1ヒートこそ控えめなタイムながら、その後あっさり38秒台に突入。某秘密結社会長の面目躍如ですね。
ハヤシさんもおーちゃんに食らいつきながら徐々にタイムアップしていきます。ちょっとトラフィックに引っかかる場面もありましたが外から見る分にはまずまずの走りが出来たのではないでしょうか?

いまむーさん(BNR34)

お〜ちゃんさん(CP9A)

MRハヤシさん(CT9A)

クラス1にはたなさんが出走です。

いろんな意味で味の濃いメンバーが多くてあまり目立ちませんが表彰台の常連になりつつあるのは皆さんも周知のとおり。実は私的に一番安心して見ていられる人だったりします。ヘアピンではtsuneさんの次にきれいなラインを取るあたり、今シーズンはいよいよ頭角を現してくることでしょう。

たなさん(BCNR33)


最後のクラス2には真打ちtsuneさんが登場です。ローター交換に手間取って第1ヒートは3ラップしかできなかったもののその3ラップ目に1'30.8を叩き出して貫禄を見せつけます。しかし今回のクラス2には思わぬ伏兵が。5ラップレースでは彼と壮絶なバトルを繰り広げることになることを、この時点では誰も予想できませんでした。

tsuneさん(BNR34)

かくしてフリー走行は無事終了。勢い余って何台かはみ出ていましたが接触やクラッシュはありませんでした。

さあ、いよいよ模擬レースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

クラス0

例によって第3ヒートのタイムでクラス再編を行ってグリッドを決めますが、クラス0でいまむーさんが2番グリッドを獲得。僅差でPPに立ったのは巨大なGTウィングで武装したAE86でした。たなさんはいまむーさんの真後ろ、4番グリッドから虎視眈々。グリッドにつく途中でトラブルが発生して最終コーナーでストップする車両が出るというハプニングがありスタートは数分間のディレイ。程なく撤去されてレーススタートです。 スタート直前のハプニングもなんのその、いまむーさんは上々のスタート。PPのハチロクもなかなかでしたが悲しいかなマシン性能が違いすぎます。あっさり順位が入れ替わりますが、最高のスタートを切ったのはこの2台にあらず。2列目スタートのたなさんでした。文字どおりのロケットスタートで3番グリッドのシビックもろとも一気にパスし、更には1コーナーのブレーキングでいまむーさんの背後にピタリとつけます。逃げを打つ2台のGT-Rの後方ではポジションを落とした2台が白煙上げまくりのブレーキング競争で火花を散らす!2周にわたるバトルを制したのはハチロクでした。勢いそのままに3周目の3コーナーで一気にたなさんを捉え、4コーナーで前に出ます。たなさんは「無理せず行かせた」と余裕の対応ですかさず追撃。しかしこのハチロクのドライバーはなかなかの手練。軽さを武器に突っ込みで稼ぎ、いまむーさんをも射程圏内に。一瞬並びかけたかに見えるほど接近しましたがいまむーさんは動じることなくポジションを守り、メインストレートで再びリードを築きます。そしてファイナルラップに入るメインストレート。それまでじっと戦況を見極めていたのか動きの無かったたなさんが一気に勝負を仕掛け、前に出ます。7コーナーでアウトにはらんでハチロクに接近を許すもしっかりポジションを守り、バックストレッチで引き離します。いまむーさんは既に安全圏までリードを広げており、そのまま危なげなくゴール。見事デビュー戦を優勝で飾りました。2位はもちろんたなさん。同好会はクラス0をワンツーフィニッシュで制しました。ブラボー!

クラス1

 続くクラス1にはおーちゃんとハヤシさんが出場しました。おーちゃんはなんとポールポジション!ますます会長の座を堅固なものにします。ハヤシさんはやはりトラフィックに掛かったのが影響したのか、後方からの追い上げです。おーちゃんとともにフロントローに並んだのはこちらもAE86。前後のオーバーフェンダーとGTウィングを纏ったその姿は正にN2マシンそのもの。ある意味おーちゃんの上を行っています。今度は全車無事にグリッドにつき、スタートが切られました。

ターボパワー全開でハチロクを引き離してホールショットを決めるかに思えたその時、3番グリッドのBNR34がおーちゃんのインを刺します。が、おーちゃん譲らずそのまま並走。クロスミッションの鋭い加速でアウトから抜き返しに掛かります。やるじゃないか!と思った次の瞬間、おーちゃんは予想外の行動に。なんと2コーナーの進入で前を取られたにも関わらずそのままアウトから並走!見てるこっちはヒヤヒヤです。私のビデオはおーちゃんの
最期の勇姿を捉えることになるのでしょうか!? しかしやはりイン側が有利。さすがに3コーナーで後ろに下がりますが、続く4コーナーではコースアウト寸前の大回りで3番手に後退。ギャラリーの中で唯一この一連のシーンをカメラのズームで見ている私だけが盛り上がります。

メインストレートに戻ってきたおーちゃんは直線加速で前を行くAE111トレノを軽々とパスして2位浮上。しかし充分に引き離しているにも関わらずなぜかインベタのまま1コーナーへ。当然コーナリングは苦しくなるのでトレノにあっという間に詰められます。そして自ら「一番の課題」に挙げる4〜5コーナーの区間で抜き返され、またまたメインストレートで抜き返す。しかし何故か再びインベタのまま(以下同文)。ここで3コーナーのポストで黄旗が振られていることに気づきます。あれ、そういえばハヤシさんがいない?しかしビデオを回しているため確認することが出来ません。なんとこの時ハヤシさんはクラッチトラブルに見舞われ、ストップしていたのでした。幸いクラッシュはなく、無事だったのは不幸中の幸いです。

 その後コース上ではアクシデントもなくファイナルラップに。先頭は34R。おーちゃんとレビンの争いを尻目に余裕の逃げ切り。おーちゃんは最後も危なげなく直線加速でレビンをパス、見事2位でフィニッシュしました。

クラス2

真打ち登場のクラス2。今回も紫なヤツはフロントローに。しかしPPではありません。PPは一人29秒台に突入した、そう、前述の伏兵です。最初はBNR32かと思っていましたがグリルを装着したRルックのHCR32でした。しかしグリルを付けただけでうちの紫が負けるわけはありません。秘密はエンジンにありました。なんとSR20に換装していたらしいのです。

どーりでエキゾーストノートが
ゲロゲロいってるはずです。

ただでさえ軽いボディにコンパクトな4気筒エンジン。コーナーでの動きからの推測ですが車重は1,100kg台前半か!?
SRもタービン交換で400ps台は堅いのでかなりの戦闘力であろうことは想像に難くありません。「直線でカル〜く抜かれるんですよ、悲しいですよ・・・」というtsuneさんのコメントからも手強さが伺えます。

 そして緊張のスタート。抜群の反応と共に猛ダッシュで完全に先行逃げ切り体制に入る紫。一気にマージンを築きます。スタートこそ遅れを取ったもののHCRもすぐさま追いつき、テールトゥノーズのバトルへと突入。

はリアブレーキの影響もあるのかブレーキングが明らかに苦しい。対するのHCRはじっくりいたぶるかのようにビッタリ張り付いてプレッシャーを掛けます。のこんな苦戦、誰が予想できたでしょうか!?

3周目(だったかな?)のメインストレート、遂に青はスリップから紫を抜きます。そして必死に食い下がろうとする紫をどんどん引き離して独走態勢を築き、そのままゴール。我らが紫は優勝こそ逃したものの3位以下を引き離して2位表彰台を堅守しました。

 

 最後のトップ20レース。なぜかスタッフが参加者のもとを走り回っています。聞くと皆さんおなか一杯になったらしく辞退者続出、出場希望が3人しかいないとか。結局順位に関係なく希望者を募っての開催になりました。

グリッド順はコースインした順だったそうです。

 ハヤシさんの後片づけの手伝い等々でこのレースは見逃してしまったので、紫がリベンジを果たして優勝した事だけをご報告いたします。

 そんなこんなで幕を閉じた今回のランニングファイト。ハヤシさんのトラブルは残念だったなーと思っていたらもう1台トラブルに見舞われた人が。おーちゃん号が5ラップレース中に最終コーナーで前を行く車が跳ね上げた結構な大きさの石がフロントガラスを直撃し、縦方向に40cm以上はあろうかというヒビが入っていたのです。

これは不可抗力ですので仕方ないですね。ハヤシさんのマシンも委員会メンバーの協力によりローダーが手配され、無事に撤収と相成りました。ここでたなさんと別れ、残りのメンバーは帯広市内でのエボ推進委員会主催による食事会にお呼ばれして懇親を深め、次回のさらなる健闘を誓い合ってお開きにしました。

 以上で今回のインサイドレポートを終わります。乱筆駄文失礼いたしました。



以下、参加者コメント


tsuneさん(クラス2 2位、ベスト20優勝)

皆様!インセプ走行お疲れ様でした!!

当日は曇りで、ドライ路面 まずまずなコンディションで
望めて楽しかったです〜

しかし、HCR32さんに離され とほほ・・・。

お〜みやさん>
リアローター本当にありがとうございました。
深夜の2時過ぎにお伺いしご迷惑おかけしました・・・。

金曜の夜に仕事を終え、、十勝の用意をしつつ
前々から気にしていた、リアロータ2枚に完全なるクラックが入っているのでテスト走りしたら、ブレーキングのときに「ガランガラン」と(大汗)
ローターは注文しているものの間に合わず・・・。
これはいただけないと思い、BNR34後期のリアローターを入れているため、前期に戻せばなんとかなる
急遽お〜みや兄貴へメール
時間は草木も眠る深夜2時、返答があり
リアローターをお借りできました。
その足で十勝入りし、現地で交換。
ネジ加工で何とか装着。
ポン付けさくさくとはいきませんでしたが
土日走行で問題ありませんでした。

入賞もでき、自走もでき お〜みやさんのおかげです。
感謝します。
ありがとうございました。
疲れましたが、レースといい、親睦会といいとても充実した日になりました! 「蜘蛛の巣事件」が無ければ・・

いまむーさん(クラス0優勝)
みなさんお疲れさまでした〜。たったさっき帰ってきました。激疲れ&激ねむです(苦笑)。個人的にも初めてのクラブマンで優勝できて充実でした。silverfoxさん、メカニック&アドバイス、VTR撮影ありがとうございました☆眠くて眠くてやっと書き込みしています。
けいさん@広報>タイムメンテ、よろしくお願いいたします。
十勝CM〜1分40秒904です。

たなさん(クラス0 2位)
 

MRハヤシさん
 


エボ推進委員会のランニングファイト Tis CM

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